| 芽室町は、北海道の東南、広大な十勝平野の中央部にあって、秀麗な日高山脈を背景に大自然のふところに抱かれたところです。 人口は約18,850人(平成17年度国調)、面積513.91平方キロメートルを有し、基幹産業である農業は、気候や地理条件などに恵まれ、代表的作物の豆類、ビート、馬鈴薯、小麦などの畑作物は、道内有数の生産量を誇っています。 また近年は当地域の行政経済と、交通の中心である帯広市に隣接する立地条件を生かし、工業団地を造成して企業の誘致を図り成果をあげております。 当病院は、昭和15年に村立診療所として発足し、一時日本赤十字社に移管されましたが、昭和29年再び芽室町に移管となり、以来町の発展と地域の医療需要に対応して、診療科の増設と増床を重ね今日に至りました。現在の診療圏は、利用患者の状況などから見て、当町の全地域と、帯広市西帯広地区、清水町、新得町、鹿追町など隣接市町の一部を含め、圏域人口はおおよそ66,000人と考えております。 一方、町内における医療施設の状況を見ると病院は当院のみで、診療所は3施設であります。 町民の医療施設の利用を見ると、入院で約52%、外来で約57%が町内の医療機関を利用し、当院については、入院約48%、外来約32%という状況であります。また町の中心部から隣接する帯広市の中心部までの距離が約13キロと、帯広市内の医療施設の利用が容易であることから、その利用者は入院で約37%、外来で約38%という状況であります。 このような状況の中で、当病院は町内唯一の病院として住民のための一次医療、二次医療の大半を担当する他、加えて町の実施する高齢者福祉対策や保健予防活動での役割が益々高まるなど、今や住民にとって不可欠な施設となっています。 当院の改築計画は、昭和51年と55年の2度にわたり、施設整備基本構想を築堤して検討しましたが実現には至らず、その後施設の老朽化が急速に進むとともに狭隘を極め、医療機器の導入もままならない状況となったっため、平成元年度、平成2年度の2カ年で全面改築を行い、以後平成12年度から平成13年度にかけて増改築いたしました。 保健・医療・福祉では、当病院、特別養護老人ホーム、保健福祉センターが一帯となったゾーンの中に設置されており、お互いの連携を図りながら、町民の利用しやすさを第一に考えた保健・医療・福祉サービスシステムを構築して、検討や情報交換を行っています。 |