【公立芽室病院における新型コロナウイルス感染症・集団感染の発生および診療等体制等の変更について】
去る10月18日、透析患者1名が新型コロナウイルス感染症を発症、透析室において対応措置を講じながら透析治療を継続したところでありますが、20日に透析スタッフ3名および患者2名、22日に患者1名、24日スタッフ1名が感染し、透析患者4名、スタッフ4名の計8名の集団感染に至りました。
21日には、帯広保健所長が来院され状況報告するとともに助言を受けたところであり、引き続きスクリーニング検査と院内スタッフで補完しながら業務を継続しております。
また、感染経路はそれぞれ異なるものでありますが、21日に2名、22日に2名、23日に4名、24日に7名の職員が陽性となり、総計で患者様4名、職員19名の計23名が感染したものであります。
これらの状況から、院内で緊急会議を開催し、10月25日から11月6日までの間、次の対応とすることを決定しました。
① 入退院についての調整(個別に調整を要することからお問い合わせいただくか、当方からご連絡いたします)
② 救急車受け入れ停止
③ 健診における内視鏡の延期(バリウム検査は可)
④ 手術の停止(整形外科11/16再開、眼科11/8再開)
⑤ 発熱外来PCR検査の減数(1日30件、午前10時・11時の2回)
なお、外来診療体制においては、変更なく継続します。
町民の皆様および患者様に対しまして、ご心配、ご迷惑をおかけいたします。引き続き、院内でのスクリーニング検査をはじめ健康観察・確認を行うとともにいっそうの感染対策に努めてまいります。
令和4年10月25日
公立芽室病院 院長 研谷 智