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ごあいさつ

院長 研谷 智

院長 研谷 智

 

 令和2年4月1日に公立芽室病院院長に就任いたしました、研谷智です。私は平成10年度に当院に常勤医として1年間勤務後、翌年旭川医科大学整形外科に異動、平成28年度に再度当院に赴任しました。大学勤務の17年間も、週1回当院に出張診療に通っておりましたので、気持ちとしてはずっと当院に関わっていたという思いがあります。この間、芽室町の皆さま、公立芽室病院をみんなで支える会の会員の皆さまをはじめ、院内のスタッフらの協力のもと、診療を続けてこられましたことを感謝申し上げます。
 さて、昨今の病院経営を取り巻く環境には厳しいものがあります。医療機能分化連携、診療報酬改定、医師及びスタッフ確保の問題など挙げればきりがありません。さらに追い打ちをかけるように、この数年は新型コロナウィルス感染対応などに追われている状況です。
 しかし、このまま手をこまねいているわけにはいきません。今後、我々はどうしたらよいかを考え、病院経営の柱を新たに制定したところです。
 公立芽室病院の経営理念は、「地域医療の砦として、町民の皆様の健康・医療・介護・在宅を支える役割を果たし続ける病院となる。」です。
 芽室町はこの3月に「公立芽室病院経営強化プラン」を策定しました。プランは令和5年から令和9年までを対象とし、公立芽室病院の果たす役割を定めていますので簡単に紹介します。
(1)地域医療構想を踏まえ、専門性の高い高度医療は大規模病院に協力をいただき、当院では一般急性期〜回復期〜慢性期の病棟機能に対応し、さらに退院支援、訪問診療、訪問看護、訪問リハビリテーション等の在宅医療にも対応していく。新興感染症に対応できる体制、機能も有していく。
(2)地域包括ケアシステムの医療における中核施設として「かかりつけ医」の機能を充実させる。地域包括ケア病床の拡充、他医療機関や介護老人福祉施設等との連携、在宅医療の推進及び医療、介護、保健、福祉等の連携を促進する。
(3)地域住民及び利用者に、これからの当院の役割・機能について理解してもらう取組と活動を推進する。
その他には、医師、看護師等の確保、経営形態等についても触れています。
 我々は、この方向性に則りながら病院の改革を進め、経営理念の実現に向けて努力してまいります。なお、このプランはホームページ内に載せていますので、ぜひ、ご覧いただきたいと思います。(プランはこちら
 また、JALの再生で有名な稲盛和夫氏のアメーバ経営を医療経営に応用した「部門別原価管理システム」を導入し、全職員が経営に参画し、ボトムアップ方式によって組織の活性化・収支改善につなげてまいります。
 今後は「できるだけ多くの町民の皆様に選んでいただける病院にならなくてはいけない」と思っています。経営理念を忘れずに、職員一同団結して頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

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