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ごあいさつ

院長 小窪正樹

院長 小窪 正樹

 公立芽室病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 公立芽室病院は、昭和15年に村立診療所として発足し、一時日本赤十字社に移管されましたが、昭和29年に再び芽室町に移管となり、以来町の発展と地域の医療需要に対応して、診療科の増設と増床を重ね今日に至りました。内科・総合診療科、外科、小児科、整形外科、眼科、耳鼻科、リハビリ科、人工透析科を有する総合病院として、町内はもとより、新得町、清水町、鹿追町、そして西帯広地区など隣接する地域住民の診療にあたっています。また、町内においては一次医療、二次医療の大半を担当し、加えて町の実施する高齢者福祉対策や保健予防活動での役割も担っています。今や住民にとって必要不可欠な施設であると言えます。

 当院は2004年、全道で最も早く電子カルテシステムを導入しました。紙カルテの無駄を省き、正確な病歴の記録、医師業務の効率化、情報の共有化、指示内容の正確で迅速な伝達等々の医療の質向上が果たされ、患者さんに大いに寄与できたと自負しています。

 2006年には全国で44番目、道内で4番目の施設として、ユニセフと世界保健機関(WHO)が認定する「赤ちゃんに優しい病院(BFH)」の認定を受けることが出来ました。しかし、その後、産婦人科医の減少と集約、さらには助産師の減少が響き、当院においては2018年度をもって産婦人科が閉鎖に追い込まれてしまいました。これに伴い、BFHも返上せざるを得なくなってしまいました。とても残念なことではありますが、助産師たちは、これまで培ってきた産後ケアや母乳栄養の経験を活かし、少しでも町民皆さまのお役に立ちたいと新たな道を模索しています。

 当院のもう一つの大きな特徴は、下肢血管疾患、特に下肢静脈瘤の治療において高い評価を得ていることです。従来は1週間以上の入院を要した「下肢静脈瘤ストリッピング手術」に種々の工夫を重ね、1997年に全国で初めて「日帰り手術」として実施し報告しました。さらに造影剤を用いない3DCTによる静脈造影法やピンク針によるStab Avulsion法、根治性の高いAvulsion Techniqueによる高位結紮術、膝屈曲による高位結紮術などなど、次から次と先駆的な取り組みを進め学会等で高い評価を得ています。すでに患者数は1万例を超え、道外からも患者さんが多数来院されています。

 当院入院患者さんはほとんどが回復期または慢性期疾患であります。今後もますます高齢者、長期入院の患者さんが多くなると予想しています。当院の大きな特徴の一つは、質の高い医療と看護は勿論ですが、「質の良い食事」と言えます。食事は極めて重要と考えられます。食事が悪ければ病気が治らないだけではなく病気を作ってしまいます。「医食同源」の精神を以てこれまで一切委託に頼ったことはなく、地産地消の食材を使い自前で食事を提供してきました。他院から転院された患者さんや出張医にはとても美味しいと高い評価をいただいています。そのような観点からも安心して当院をご利用いただければと思います。

 さて、現在当院は、これまでにないほどの大きな変革期を迎えています。国が推進している「地域包括ケアシステム」の構築に向け、15の新改革プランを掲げ、職員一丸となって取り組んでいるところです。ホームページを刷新し、新たにフェイスブックも立ち上げてリアルタイムで情報を発信しています。講演会も数多く開催し、秋には「病院祭り」を企画しています。また、診療面では、訪問診療、訪問看護、往診、看取りのさらなる充実に向けて総合診療科の立ち上げを検討しています。自分が高齢者になったとき、「このような医療と介護が整った町で暮らせて良かった」と言えるような病院作りを目指していきます。引き続き、皆さまのご理解とご支援をよろしくお願いします。

当院の基本理念とそのための日々の行動指針

 現在、地域医療は国の財政危機、少子高齢化の影響を受け、医は算術の様相を呈してきました。総務省は2007年12月、本来は利潤を追求することを目的としない公的な医療機関に対して「公立病院改革ガイドライン」という通達により「経営効率化」を求めてきました。いつしか「医の心」は忘れ去られたかのようです。しかし、このような時代背景がある今こそ「医の原点」に帰る必要があるのではないでしょうか。古来、日本では「医は仁術なり、仁愛の心を本とし、人を救うをもって志しとすべし、我が身の利養を志しとすべからず」(貝原益軒「養生訓」より)と言われて、医療人の心に染みついていました。また、医聖ヒポクラテスは「医者がお金のことを少しでも考えるようになったなら、即刻医師をやめるべきである」と常々弟子達に語っていたそうです。財政危機の社会では、益々貧富の差は激しくなってくるでしょう。このようなときこそ思いやりの心が欠かせないと思います。当院では医療人の初心忘るべからずということで、自己犠牲の精神である「忘己利他(もうこりた)」を基本理念に掲げ、真実·正義·平安·愛·調和を日々の行動指針とすることを誓います。

真実・・・真実を語り、信頼される医療を施します
正義・・・切磋琢磨を怠らず、誠意を込めて自分の役割を果たします
平安・・・多忙な中にあっても、心はいつも穏やかでいます
愛 ・・・笑顔、優しい眼差し、思いやりある言葉で接します
調和・・・職員同士が助け合い、和をもって治療にあたります

 そして、次の4つを基本目標として、この地域の保健·医療·福祉の中核を担う責任を果します。つまり、①患者さんの喜ぶ病院、②職員の喜ぶ病院、③質の高い医療の3つに加えて、国保直診の理念である④全人的医療です。

 当院には多くの利点があります。107床という小回りのきく病院であること、帯広市とは4車線道路が2本連結していて約20分と近く優秀な人材が集まりやすいこと、同様に後方病院が充実しており安心して医療に従事できること、自然が豊かで良好な癒しの環境があること、教育環境が良いこと、食べ物が美味しいこと、議会や町長など行政担当者の理解があること、何よりも町民有志による支える会の活動が充実していて町民の理解が得られやすい等々です。今後は、これらの特性を生かし、公立芽室病院しか出来ないような医療を模索しつつ、さらに充実した地域医療が提供出来るよう、職員一同、力を合わせて努力したいと思います。

公立芽室病院 院長:小窪 正樹

当院の基本理念と目標、日々の行動指針

看護科の理念と基本方針

私たちは地域の人々のために、知識と技術と思いやりを全ての行為に反映させ、心に寄り添う看護を提供します。

基本方針

  1. 患者さんの個別性を尊重し、共に歩む看護を実践します。
  2. チーム医療における看護師の役割を果たし、効率的な医療を提供します。
  3. やりがいと働きやすを実感できる職場環境をつくります。
  4. 看護の専門性を追求し、知識・技術を向上させます。

公立芽室病院 総看護師長:半澤 加代子

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